急激なダイエットは皮膚のたるみの原因に!対策法は?
本来、太って伸びてしまった皮膚は、痩せていくことで徐々に縮んで元に戻るようになっています。
しかし、体質や年齢などにより皮膚が元に戻るスピードには違いがあり、急激なダイエットなどによって、皮下脂肪の減少スピードが早くなると、皮膚が元に戻ろうとするスピードが追い付かず、たるみの原因となってしまうのです。
こうしたダイエットによる皮膚たるみを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
ダイエットの皮膚たるみ対策法
焦らず長期的にダイエットを行う
急激にダイエットをすると、筋肉や脂肪の減少が早すぎて、皮膚が元に戻ろうとするスピードが追い付かずにたるみの原因となってしまいます。
そのため、ダイエットは無理に短期的に行おうとするのではなく、ペースを落とし長期的に行うようにしましょう。
目安としては、1週間に0.5~1kgくらいの体重を落とすくらいでいいがしょう。
ダイエットメニューに筋トレを加える
筋トレをして筋肉を付けて、皮膚が垂れないようにしてあげましょう。
筋肉を増強させることで、皮下組織と皮膚がぴったりくっつくようになるので、たるみを防ぐことができます。
水の入ったペットボトルをダンベル代わりにしたり、スクワットをしたりと、無理のない範囲で行うといいでしょう。
有酸素運動を行う
筋トレを並行して、ウォーキングや水泳などの有酸素運動も取り入れるようにしましょう。
脂肪が燃焼されるには20分以上の有酸素運動を行う必要があるので、20分以上行うようにしましょう。
有酸素運動には代謝をアップさせる効果もあるので、非常に効率的です。
栄養バランスの取れた食事を心掛ける
食生活の改善をすることも大切です。
基本的には栄養バランスの取れた食事を心掛けることが大切ですが、代謝を良くする効果の高い「亜鉛」を含む食品(牡蠣やレバー、毛ガニ、チーズなど)を積極的に摂るようにするといいでしょう。
また、皮膚再生の働きを促進させるビタミンB群の食品(胚芽米、納豆、マグロ刺身、レバー、小松菜など)を積極的に摂るようにすることもおすすめです。
マッサージを行う
皮膚のターンオーバーを促進させるには、マッサージが効果的です。
しかし、気になるからといって、強すぎる力でマッサージをすると、肌に負担がかかったり皮膚が伸びてしまう原因になります。
また、マッサージ前にクリームなどを塗ってあげると、摩擦が減り肌への負担を減らすことができ、より高い効果が期待できます。
ノコアなどのたるみへの効果の高いクリームが特におすすめです。
身体を温める
血行を促進させるために、身体をしっかりと温めてあげるようにしましょう。
血行が促進されると、栄養素が細胞にしっかりと運ばれるようになります。
ゆっくりと湯船に浸かって身体を温めたり、日ごろから身体を冷やさないように気を付けましょう。
まとめ
以上、ダイエットによる皮膚のたるみの対策法を紹介しました。
皮膚は一度たるんでしまうと、なかなか元に戻すことはできません。
そのため、急激なダイエットをしないことが一番重要です。
とにかく皮膚をたるませないようにすること、つまり予防が一番大切だということです。
断食などをして、急激に痩せようとすることだけは絶対に避けるようにしましょう。
身体に負担がかからないよう、筋トレ・運動・食事などをバランス良く組み合わせて、長期的にダイエットをしていくようにしましょう。